= 生き物と暮らす事 =


我が家は、保護うさぎちゃん以外にもいろいろな生き物を飼っていますが、そのうちの金魚とドジョウのお話です。

1ヶ月余り入院することになった一人暮らしの方のお宅に、入院中必要な荷物を取りに行きました。
部屋がなんとなく臭うな、と思ってみてみると、テレビの横に緑色の小さな水槽。。。
緑色の水の中に金魚3匹、ドジョウ3匹がひしめいていました。
本人に確認すると、
「金魚とドジョウなんて、しばらく放っておいても大丈夫だからそのまま置いておいて」
とのこと。
金魚とドジョウでも、1ヶ月餌を食べられなければ、死んでしまいますよね?
全く水槽の掃除をしていないまま、狭い水槽にぎゅうぎゅうに入っている金魚とドジョウたち。

入院前から体調が悪かったようなので、世話をすることがすでに億劫になっていて、飼育を続ける気はなくなっていたのかもしれません。

退院したら返しに来るので、入院中だけ私が引き取って面倒を見ても良いか聞くと、「どっちでもいい」との返答なので、水槽ごと引き取り、入院中お世話をすることになりました。

みんな弱っていたようで、金魚1匹、ドジョウ1匹がしばらくして死んでしまいました。
金魚はぶつかり合って鱗が剥がれていたので、1匹ずつに分け、ドジョウは隠れ家を入れてあげました。

元の飼い主さんが退院した際に、いつ返したら良いか聞いたところ、
「まだ生きてるの?もう要らないわよ」
と言われました。

ペットを飼うかどうか、ご本人の自由だと言うのは重々承知しています。
でも、飼い始めた時は「可愛い」「癒される」と可愛がっていたはずの生き物でも、自分の体調の変化や、生活の変化、ペットの病気、高齢化などによって、世話が辛くなったり、汚れて大変だと感じるようになることが起こるかもしれません。
もし、これからペットを飼いたい、と思っている方が見ていたら、一時の感情に流されてしまわずに、冷静に考えて、覚悟を決めてから飼育を始めて欲しいな、と思います。

#保護うさぎ#ペット#動物愛護#ペットは最期まで家族


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