高学年向けの読み聞かせは難しい?


2019/12/13

こんにちは。
🐰パトちゃんです。

絵本の読み聞かせボランティアをしているお母さんから相談を受けました。

「低学年のうちは、自宅の好きな絵本を読み聞かせで読んでいたけれど、高学年になったらどんな本を読んだらいいの
かわからない。高学年になったら学校の読み聞かせボランティアはやめようかな。。。」

読み聞かせボランティアの活動がある学校では、学年が上がるにつれて、ボランティアさんの人数が減る傾向にありま
す。理由は、
1 働き始めるお母さんが増えて、時間的に参加できなくなるから
2 お母さんが学校に来るのを恥ずかしがる子供に「来ないで」と言われるから
3 成長した子供に読むべき絵本がわからないから
というのが多いようです。

この3つ目の理由で、読み聞かせを辞めてしまうのはとってももったいないです!
高学年、とは言っても、去年までは4年生。
背が伸びて、女子は大人っぽい話し方もしてきて、とっても成長したように感じますが、別の大人になってしまったわ
けではありません。
子供は、絵本が大好きです。
本を読まない子が増えていますが、自分で読めないだけで、お話を聞くのは好き、という子はたくさんいます。

😊大人っぽい本じゃなくていい😊
高学年になったから、社会問題を風刺するようなものや、道徳的なもの、ちょっと小難しい方が良いのか、というと、
必ずしもそうではありません。

😊前に読んだ本でも大丈夫😊
低学年の時に読んで、ピンと来なかった絵本を、大きくなったらお気に入りになったり、
低学年の時に好きだった絵本を大きくなってから読んでもらうことでさらに好きになったり。
子供達はそれぞれ自分たちの今の状態に合わせて受け止めていきます。

6年生の読み聞かせで「アンパンマン」を読んであげるお母さんもいます。
子供達は「懐かしい~」と言いながら、喜んで聞いています。

😊それでも選べない時は😊
絵本のタイトルで迷ってしまった時は、最近の絵本よりも、ずっと昔から読まれている絵本の方が、安心かもしれませ
ん。最近の本にも良い本はたくさんありますが、古くからある本というのは、それだけ長い間、たくさんの人に受け入
れられてきたという実績があるからです。

ずっと読み聞かせをしてあげてきた子供達は、
お母さんが絵本を読んでくれる時間を本当に楽しみにしています。

高学年になって、勉強も難しくなったり、受験で忙しい生活をしている子もいます。
朝の読み聞かせの時間に、絵本の優しい世界に触れて、心をホッとさせて、その日1日を楽しく過ごせるようにしてあげ
られたらいいですね。✨✨

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